夏に増加する犯罪

盗聴・盗撮

熊本市で「家族の安心・安全のお手伝い」をしていますサレ夫探偵社です。

熊日の記事によると夏から秋にかけては盗撮・のぞき・公然わいせつが増える時期だそうで、一年の半分以上は夏から秋にかけて発生しているそうです。

盗撮と聞くと思い出すのが、もう20年以上前の話になりますが、初期型のDCR-TRV9等に搭載されていた「ナイトショット(赤外線撮影機能)」です。

この時期に発売された一部の機種には「通常のカメラでは撮影できない、赤外線を捕らえる事ができる撮影モード」が搭載されており、「子供の寝顔や夜間に野生動物を撮影できる」という使い方を想定して発売されたのですが、よからぬ使い方をする輩が出現したため仕様変更を行ったという経緯があります。

確かにあの時期はそういったカメラで海やプールでの盗撮、街中で盗撮した映像が随分出回りました。
夏場だと薄着の女性が多いのでほぼ下着姿が水着の場合は濡れている状態であれば裸に近い姿が撮影できてしまうという事で開発したソニーが大慌てで仕様変更したのですが、一定数は市場に流通してしまっていた為、価格が高騰していたと記憶しています。
※今でもたまにネットオークションで見掛けたりしますが、コレクターズアイテムなので結構なお値段になっています。

今では「赤外線カメラ=服が透ける」という知識が世間に浸透したこともあり、盗撮から身を守るために「赤外線防止」を謳う水着も販売されていますし、プールや海での監視員による監視も厳しくなりました
と同時に、大した能力も無いポンコツ中華カメラが「赤外線カメラ」としてECサイトに溢れ、飛びついて騙された犯罪者予備軍が星1レビューを書くというカオスな状態になっています。

ただ、昔に比べるとカメラの小型化・高性能化が進んでいますし、確かに夏の強い日差しの下であれば十分な赤外線がある為、(画質は最悪ですが)安価な中華暗視カメラでも赤外線撮影ができてしまいます。数千円で買えるので使い捨てにもできてしまうから怖いですよね。

また、弊社では盗撮犯の使用機材や設置方法を学ぶ目的で「盗撮愛好家が集うサイト」等を定期的に巡回しているのですが、先日は某有名牛丼チェーン店のスタッフルームにある更衣室の盗撮動画が掲載されていました

市販されているAVはセットを組んでプロの女優さんが出演する「盗撮風ビデオ」ですが、素人が投稿する動画は(一部にはプロの撮影モデルを使った物もありますが)基本的にガチの物が大多数で、業者が使う機材で撮影された物かどうかは映像を見れば分かるのですが、これはガチの可能性がかなり高そうでした。
※業者がセット内で素人感を出す為にわざと素人機材を用いて作成した可能性もゼロではありませんが。

昨今の隠しカメラは我々プロでも発見が困難な物も多いのに、そんな隠しカメラを制服がある職場の更衣室に仕掛けられたら被害者自身が気付く事はほぼ不可能だと思います。気付くとしたらそういった投稿サイトの投稿動画や販売サイトで販売された動画を知人が見て教えてくれてというパターンだけでしょう。
自宅から制服で行って制服のまま帰る位しか従業員ができる対策はありませんし、制服で出退勤する事が禁止されていたら正直どうしようもないと思います。

サレ夫探偵社は「問題解決を一緒に行うパートナー」です。
注意喚起や手口を公開していくことで被害者が一人でも減ればよいなと思います。
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