自業自得

熊本市で「家族の安心・安全のお手伝い」をしていますサレ夫探偵社です。
250万円以上も借金して踏み倒そうとしていた配信者が刺殺されましたね。
もちろん、大前提として殺人は犯罪ですが、裁判でも大事になるのは、殺人に至るまでの過程です。
今回の被害者は、裁判沙汰にもなって「返せ」と判決まで出ていたのに、裁判所の判決すらもガン無視して一銭も返済していなかったようで、非常に悪質であると言わざるを得ません。
「たかが250万ごときで」と思いましたか?
もしそう思われたお金持ちの方は、それは大きな間違いなので考えを改めた方が良いです。
なぜならお金の重みというものは人によって異なるからです。
250万円は我々一般人からしたら大金ですが、総資産が20兆円を超えるAmazonの創業者であるジェフ・ベゾスなら仮に250億円踏み倒されても殺人はしないでしょう。
その場から逃走もせず大人しく捕まった事からも、今回の犯人にとっての250万円は殺人を犯すに値したというだけです。
私は某マンガの有名な「金は命より重い」という言葉はある意味では正解だと思っています。
たしかに、自分や家族の命であれば多くの人は「命の方が重い」と答えるでしょう。
では、裁判までしたのに、自分が貸したなけなしのお金をガン無視して一銭も返さずに動画配信なんぞをしている配信者の命が金よりも重いですか?
老後の蓄えを騙し取られた特殊詐欺被害者にとって、騙し取られた金と犯人の命、どちらが重いですか?
立場が違えば「金は命より重い」のです。
昔、日本でバブルがはじけた時は日本中で多くの社長さんが首を吊りました。
「自分の生命保険で従業員に給料を支払ってくれ」と奥さんに遺書を残した方も少なくありませんでした。
社長さんにとっては自分の命より従業員に支払う給料(申し訳ないと思う気持ち)が重かったからです。
財産相続で揉めて兄弟間で裁判沙汰、絶縁なんて話も珍しくありません。
暴行や傷害、殺人にまで発展する事すらあります。
お金には親兄弟の何十年という家族の血の結束ですら簡単に壊す力があるのです。
「1円を笑うものは1円に泣く」という言葉もあるように、金額の大小にかかわらずお金をナメてはいけないのです。
殺人自体は法で裁かれるべき犯罪ではありますが、量刑には背景が大きく影響します。
今回の件、刺された事に関しては被害者ですが、借金を返済していない事に関しては100%加害者側です。
もし、裁判所の命令を無視せずにキッチリ返済していれば、恐らくこうはなっていないでしょう。
つまり、被害者が裁判所をバカにして命令を無視した結果なので、量刑にも影響する可能性はあると思いますし、そういう意味で私は「お金という物をナメていた被害者の自業自得」だと思います。
借りた物は返す。
幼稚園児でも知ってる、人としてあたり前の事です。
やった事の責任は取る。決められた慰謝料・養育費はキッチリ支払う。
あたり前の事をあたり前にやらないからモメるのです。
サレ夫探偵社は「家族の安心・安全のお手伝い」をしています。
申し訳ありませんが、借金して逃げた相手の捜索は行っておりません。
ご了承ください。
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