来月から新基準原付が発売されます

熊本市で「家族の安心・安全のお手伝い」をしていますサレ夫探偵社です。
いよいよホンダが新基準原付を発表しましたが、「新基準原付」って何なのかご存知ですか?
私の知識として
・既存の原付(50cc)は排ガス規制に対応できないので、今後は製造ができなくなる。
・なので、原付二種(~125cc)に原付免許で乗れるようにしましょう。
というのが決まったという事は知っていたので
「原付免許で125ccに乗れるようになったら事故が増えるだろうな」
と思っていたのですが、ちょっと違ったので詳しくご紹介します。
まず、「原付(50cc)がなくなる」は正解です。
前述の通り、排ガス規制に対応できず製造ができなくなりメーカーのラインアップから消滅するため、新車では買えなくなります。
次に「普通車免許や原付免許で125ccに乗れるようになる」は一部正解で一部は間違えています。
というのも、確かに普通車免許や原付免許で125ccには乗れるようにはなります。
ただし、既存の125ccとは異なる125ccの新基準原付限定です。
つまり、既存の125ccを普通車免許や原付免許で運転すると、今まで通り「無免許運転」となります。
※初犯であれば略式裁判(罰金30万円程度)で済む可能性大ですが、道路交通法違反で刑事罰(最大3年以下の懲役または50万円以下の罰金)と行政処分(違反点数25点による免許取消・欠格期間2年)の両方を受ける可能性があります。
では、125ccの新基準原付とはどういう物かというと
・排気量は125ccクラス
・車格(サイズ)も125ccクラス
ではあるものの
・白ナンバー(50ccと同じ)
・エンジン出力は4kw(5.4PS)以下
・シングルシート(二人乗り不可)
となり、あくまで白ナンバー(原付)なので
・30km/h制限
・二段階右折
といった交通取締りのカモである点もそのままです。
※また、新基準原付の発売前なので未確定ではありますが、現行の原付同様、60km/h制限のリミッターも入る可能性が高いとされています。
確かに排気量が大きくなった分、トルクはあるので上り坂でも減速しにくくなると思います。
一例ですが、現行の原付50cc、新基準原付110cc、現行の原付二種110ccで比べると
・現行の原付(50cc) 4.1N・m
・新基準原付(110cc) 7.6N・m
・現行の原付二種(110cc) 9.0N・m
と、現行の原付に比べると倍近いトルクがあります。
また、車格(サイズ)が大きくなる事で
・直進性の向上
・(周囲からの)視認性の向上
は期待できます。
が、価格が
・現行の原付(50cc) 179,300円~
・新基準原付(125ccクラス) 239,800円
・現行の原付二種(125ccクラス) 250,800円〜
と、現行の原付から約6万円アップで「バイトして原付を買おう」という高校生や大学生、その保護者の負担は大きくなり、現行の原付の中古車需要が高まると思われるので、買うなら今でしょうね。
※現行の原付(50cc)の中古車市場の活性化を見越して投資しても良いと思いますが、元値が元値なので、1980-1990年代のR32スカイラインGT-RやS13シルビアのような異常な価格の高騰が見込めるとは思えないので自己責任でどうぞ(笑)
私自身、10代からバイクに乗り、大型自動二輪の免許も保有し、バイクを所有していない期間がほぼない位バイク好きなので「若い世代がもっと気軽に買える価格になれば良いな」とは思いますが、高校生の時にバイク事故で友人を亡くしており「バイクは事故=死に直結する」というのも十分理解しているので、非常に複雑な心境です。
メーカーも平成の頃とは違いしっかりと対策をしてくるとは思いますが、リミッターカットのような違法改造パーツの販売は厳しく取り締まって欲しいですね。
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