food digging(フード・ディギング)

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熊本市で「家族の安心・安全のお手伝い」をしていますサレ夫探偵社です。

掲題の「food digging(フード・ディギング)」という言葉、まだ日本ではあまり知られていませんが、ちょっと話題になりつつあるのでご紹介。

詐欺の一種なのですが、どういう物かと言うと使うのは出会い系サイト

レストランのオーナーが一般の利用者(多くの場合は女性)を装ってサイト内で連絡を取った相手に「このレストランに行ってみたい」ともちかけ、デートの約束をする。相手は喜んでデートに向けて、レストランに電話してコースを予約してと張り切りますが、当日相手は現れない。結局、一人で予約していたコース料理を食べ、長時間待つ間に注文したドリンク代と2人分のコース料理の支払いをしてトボトボ帰る事になる。という詐欺です。

でも実はこれって似たようなのは昔からありましたよね。
出会い系サイトではなく、路上で逆ナンする形でしたが「酔っ払って歩いてるオジサンが若い女の子に逆ナンされて、一緒に飲みに行ったらそこはボッタクリバー」「逆ナンされて行ったスナックでなぜか急に意識を失い、気付いたら路上で寝ていて、現金はもちろんカード類も見当たらず、クレジットカードは盗難届の電話をしたら昨夜限度額いっぱいまで使われている」といった昏酔強盗という形でもっとヒドいのがありました。

ただ、この詐欺は
・レストランディナーなので被害額が高くても数万円
・ボッタクリではなく、正規の料金しか請求しない
・レストランの関与を証明するのが極めて困難
・デートをすっぽかされた哀れなオッサンが腹いせに店に言いがかりをつけているようにしか見えない
という、非常に被害者が訴えにくい仕組みとなっている点が悪質です。

単に知り合いの店を人に紹介するのとは違い、オッサンも「デートだから」と高い店をOKしただけで一人で行くつもりはなかった訳ですから、騙して店を利用させた事自体は罪に問える可能性はあると思いますが、「(デートをすっぽかされたから)オッサンが一人でレストランで高い食事をしただけ」となると、警察に行ったところで慰められるだけで捜査してもらえる可能性はほぼゼロでしょう。

ちなみに飲み屋の女の子が同伴で使う飲食店やアフターで使うバーは女の子と店と繋がってる事が珍しくないです。
「同伴で使ってくれたら売上の○%バック」「アフターで使ってくれたら○%バック」とキックバックしてくれるお店や、バーだと「(酔わせて持ち帰ろうとする下衆客対策で)女の子のドリンクは何を頼んでもノンアルで出てくる」とかやってくれて便利なので、大抵の売れっ子はそういう付き合いのあるお店を何軒か持ってます。飲食店やバーの周年のお祝いも客とアフターで行けば自分は出さずに済みますし。

しかし、こういう手口の紹介をしていると「世の中ウソにまみれてるなぁ」と改めて感じて嫌になります。

サレ夫探偵社は「家族の安心・安全のお手伝い」をしています。
世の中の出会いを求める紳士淑女の皆さん、お気を付けください。
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